医療脱毛

医療脱毛とは

医療脱毛の特徴

• 医療脱毛とエステ脱毛の違い

  

  医療脱毛と比較されるものにエステ脱毛があります。これらは期待できる脱毛効果に違いがあります。医療脱毛は「半永久的な脱毛効果」対してエステ脱毛は「一時的な減毛・抑毛」となります。本来、「発毛細胞を破壊する」行為は医療行為であるため、その治療は医療機関でのみ許可されています。つまり、自己処理の必要がほとんど無くなる永久脱毛は医療脱毛でしか目指すことができません。

  医療脱毛では、エステ脱毛で使われる脱毛機よりも出力の高い医療レーザー脱毛機を使用して施術を行うため、エステ脱毛と比べて少ない回数・短期間で脱毛効果を期待することができます。費用面で見ても、エステ脱毛で安価に始められ、結局は長期に渡り多く通い続けることを考えると、トータルとして医療機関の方が安くなることは珍しくありません。

  また、医療脱毛では有資格者である医師や看護師が施術を行います。万が一、肌トラブルが生じた場合は、医師の判断で迅速に対応することが可能です。

  脱毛効果と安全性、要する時間のどちらも求めるのであれば、医療脱毛をおすすめします。

• 毛周期について

  

  毛周期とは、毛が生えてから抜け落ちるまでのサイクルのことです。脱毛を受けるタイミングと密接に関係しており、毛周期を無視した脱毛は期待した脱毛効果を得られないことがあります。

  毛周期は「成長期」「退行期」「休止期」の3段階に分けられます。この中で、脱毛に適しているのは、成長期となります。毛が成長する時期で、メラニン色素が濃く毛根が深いためレーザーが反応しやすく効果的です。成長期の毛は全体の約20%しか占めておらず、脱毛完了には最低でも5回の施術が必要です。

  退行期では、毛が抜け落ちる準備を始め、毛が細くなり色素も薄くなるため、脱毛効果が得にくくなります。

  休止期では、脱毛効果を得ることができません。

  当院では、毛周期に合わせて施術を1ヶ月半から2ヶ月の間隔でご提案し、お肌に負担をかけずに効果的な脱毛を実現しています。

• 米国FDA承認のZEO(ゼオ)による施術

  

  当院では、XEO(ゼオ)を使用した熱破壊式の医療脱毛を行っています。XEOは、米国Cutera社が開発した米国FDA(日本で例えると厚生労働省に近い機関)承認の美容医療機器です。

  基本的には脱毛に効果的な3波長を網羅した光脱毛によって、より痛みを抑えながら着実に脱毛治療を行います。男性の顎髭のようなより太い毛や、デリケートゾーンなど、もともとお肌に色素沈着が見られるような部分は、医療用レーザーの中で最も波長の長いYAGレーザーを使用し、表皮のメラニンには反応せず毛包や毛乳頭にまで届くほど深達度が高いといった効果を期待した治療を行います。お肌に応じた最適な治療を選択し、リスクを回避しながら最大限脱毛効果を発揮します。

施術詳細

施術時間

約5〜150分(施術範囲により異なります)

痛み

照射時に輪ゴムで弾いたような痛みを感じることがあります。

シャワー

当日から可能

メイク・洗顔

当日から可能

ダウンタイム

軽いヒリヒリ感や赤み・腫れが一時的に生じる場合があります。

リスク・副作用

施術後は、お肌がデリケートな状態になっているため炎症性浮腫や毛嚢炎が起こる可能性があります。十分に保湿をして、お肌が乾燥するのを防いでください。万が一、色素沈着など肌トラブルが起きた場合はご相談ください。